茶者吾儕燕居礼楽
政を終えくつろぎ過ごすところに礼を楽しむ茶の一服
敬和清寂
敬うこそ和の本質
本質を求め志を高めるべく静寂の世界
偏らざるもの茶の式
茶の湯には伝わることであっても
それが時々で正しくないこともあるのが道である
易らざるもの茶の威儀
茶の湯とは広々と広がる武蔵野に隈なき月が照らしているようなもので、
ただその心に成りたいものだ
清恭安徐
茶の点法の極意は「清」であり、
それは神仏への恭しい儀礼を持って始まり、
次第に安らかになり、徐になることである
燕居甘茶味
茶味の甘さより、委ね甘んじる茶の世界